
Upcycling and Drying Techniques
アップサイクルと乾燥技術
食品ロス対策に挑む
アップサイクルと乾燥技術で世界の課題に貢献



世界的な課題:食品残渣と食料不足
私たちが直面している課題のひとつが食品ロスと食料不足です。
日本では年間約570万トンもの食品が廃棄されており、これは国民一人あたり毎日おにぎり1個分以上を捨てている計算です。
一方、世界では約4,200万トン規模の食糧支援が行われ、深刻な食料不足に直面している国が存在します。
さらに日本の**食品自給率は38%**と、6割以上を輸入に依存しています。輸入に頼りながら大量の食品を捨てている現実には、大きな矛盾があるといえるでしょう。
アップサイクルという解決策
こうした社会課題に対し、私たちは「アップサイクル」という考え 方で挑みます。
食品残渣を廃棄するのではなく、乾燥・殺菌・粉末化し、再び「食べられる食品」として生まれ変わらせる。
また、栄養素を抽出し健康食品、自然調味料の原料へと有効活用する取り組みです。
これは生産者・加工業者・消費者すべてが意識し、取り組むべき社会的テーマです。








野菜用高速乾燥システム「DRY-ACT」
当社が独自に開発した「DRY-ACT 高速乾燥システム」は、食品残渣の再活用を可能にする技術の中核を担っています。

【DRY-ACTの特長】
1
自然エネルギーを活用
特殊な放射性鉱石を配合した輻射熱触媒「ACT-Cera」を用い、これまでにない強力な輻射熱を実現。
2
超高速脱水を可能に
ACT-Ceraが発する遠赤外線(微弱振動)が野菜や果物などの水分(自由水・結合水)を微粒子化し、乾燥スピードを飛躍的に向上。
3
エネルギー効率の高い乾燥メカニズム
負電荷を帯びた空気と水蒸気が熱を効率よく素材に伝え、従来の正電荷環境での乾燥に比べ、品質とスピードの両立を実現。
【DRY-ACTによってイチゴの葉がお菓子になるまで】

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イチゴの葉
乾燥により粉末状
お菓子
【従来の乾燥技術との違い】
-
電荷制御技術:従来は正電荷に偏った環境が、水分子との熱交換を妨げていたのに対し、DRY-ACTはこの電荷バランスを制御することで、熱を振動によって水分子へ効率的に伝える環境を実現しています。
-
熱の進達性:従来の方式では空気や物質表面を過剰に加熱してしまうのに対し、DRY-ACTは内部の水分に熱を直接届けるため、焼きすぎや変質のリスクが減少します。

私たちの使命
食品残渣を「廃棄物」から「資源」へ。
アップサイクル技術と乾燥システムを武器に、持続可能な食と環境の未来を切り拓いていきます。
この取り組みは、日本国 内だけでなく、食料問題を抱える東南アジアや世界各国にも広がりつつあります。
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